③≪福山れいの10代後半~20代前半編≫ 「人から認められるということ」の大切さ

自分自身の振り返り、たくさんの気づきが押し寄せてくる日々です。
過去は変えられないけれど、過去の見方を変えることで、現在の考え方も変わってきます。
正直過去を振り返る作業はつらいです。
私がこうして振り返り、それを自己開示できるようになるまでにもたくさんの時間がかかりました。
間違えて欲しくないのは、私がすべての方たちに自身の振り返りをおすすめしているわけではありません。
これはあくまでも私が自分自身のためにやっていることです。
私の経験が今辛い経験をなさっている方に、ほんの少しでも響いたり、先に進むヒントになったらいいなと思っています♪
さて、高校を卒業した私は短大に進学をします。
これも、自分の意思で進学したいと思ったわけでもなく、進学が当たり前という思い込みからです。
受験勉強もみんながしているから、特に行きたい大学や、学びたい大学があったわけでもなく、なんとか滑り込めた短大に行きました。
私は母が決めた幼稚園から高校まで一貫教育の外の世界を知らされない温室のような学校で育ったので、大学で初めて外に出たという感じでした。
そのカルチャーショックが大きかったこと(笑)
私が当たり前と思っていたことを、友人からことごとく否定されました。
ここで自分が当たり前ではないと気づけはよかったのですが、母が一番の見本の私は、周りの人がおかしいとまで思ってしまいました。
だから、私のまわりにいる人たちは、まるで宇宙人に見えました。
それでも、新しい世界に入ったのだから、そこの世界でうまくやらなければならないと必死でやりたくないことにも顔を出す日々でした。
でも、サークルやコンパでイキイキと楽しく過ごす友人たちにはまったくついていけない状態でした。
子どもの頃からまわりの人に合わせることで自分の居場所を作っていた私はここでも仮の笑顔を作り、自分の気持ちは心の奥に押し殺して生活していました。
大学にはしっかりと行き、授業は休まず、サークルやコンパにも顔を出すという生活をしていましたが、家に帰れば、部屋に閉じこもり、休みの日は一日布団の中で過ごしていました。
何をしたらいいのかわからない。
何が楽しいのかさっぱりわからない。
何で、大学の友人はみんなあんなにイキイキと日々を楽しんでいるのか??
家では、そんなことばかり悶々と考えていました。
たぶん今から軽いうつ状態と診断されていたかもしれませんね・・・
そんな私が少し変われたのは、短大でみんなが就職を考え始めたころです。
その時、初めて自分の意思と向き合いました。
出した結論は、「私は何をしたいのかわからないのに、就職なんてできない」ということ。
そして、短大に併設されている四大に行くことを決めました。
もちろん、行きたいと言ったら行けるわけもなく、編入試験がありました。
なんと、これが、私が人生で初めて自分で決めた決断でした!
親に自分の口から編入したいという話をして、編入するための情報を集めたり、受験勉強も積極的に行いました。
そして、見事、併設の四大に合格したのです。
合格通知を受け取ったときは、本当に嬉しかった。
そして、何より嬉しかったのは、短大に進学したときは「おめでとう」も言ってくれなかった父が初めて誉めてくれたのです。
(私のブログでモラハラ父として何度か登場しておりますが、世間体が第一の人なので、短大を大学と認めていなかったのです)
初めて自分が認められた気がしました。
人生で初めて勝ち取った合格と承認、そして自信。
これは、私の今後の人生にも大きく関わってきます。
今日は20代前半について書くつもりが、10代後半となってしまいました(-_-;)
次回は、私の人生のターニングポイントとなった22歳について書きたいと思います。
人は他人から認められたいという承認欲求があります。
心理学の世界では、「マズローの欲求5段階説」というものがあります。
5つの欲求には(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求)があります。
ピラミッドのように積み上がっている階層で、最下層の欲求(生理的)が満たされると2段目に、2段目の欲求が満たされると3段目にというように、階層を登っていくことで5つに分かれた欲求のすべてを満たすことができるとされています。
承認欲求は、4番目に位置付けられ、「他者から認められたい、尊敬されたい」と願う気持ちのことを指します。
まさにこの承認欲求は、社会的に評価されたい、人に認められたいという欲求であり、人のモチベーションをあげることにも役立ちます。
私の場合、やっと4番目の欲求にたどり着いたことになります。
ただ、これは他人から認められたということ。
決して自分を認めてあげたわけではないので、まだまだ私の葛藤は続いていきます(笑)
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