わたしって感情が希薄かも・・・と思っているあなたへ

先日の動画、見ていただけましたか?
「文章からしか想像できなかったので、どんな方かわかって安心しました」
「福山さんって、かわいい声ですね」
「ちょっとイメージと違いました」
など、色々なメッセージをいただきました^^
どんなメッセージでも素直に嬉しいです。
ありがとうございます。
さて、今日は、≪感情≫についてお伝えさせていただきます。
以前、相談を受けたFさんのお話。
Fさんは、10年ほど前に夫を亡くされ、子供2人を育てながら、懸命に働いたそう。
そして、2人のお子様は無事独立。
やっとひとりで好きなことが出来る時間を持てるようになったとのこと。
しかし、ようやく自由になり好きなことをしようと思った途端、全くやる気が出ず、毎日不安で悲しくて仕方がない、まるで心にぽっかりと穴があいてしまったかのようで、たまに涙が止まらなくなることもあり、辛いです。
「わたしはどうしてしまったのでしょうか?」
とのお話しでした。
Fさん、おひとりで2人のお子様の子育てをされ、立派にお2人とも独立なされたそう。
懸命にがんばってこられたのですね。
本当に今までお疲れさまでした!!
人は、必死なとき、感情を押し殺してがんばりすぎてしまいます。
本当はその都度感じているはずの感情を無意識に押し込めてしまっているのです。
だから、感情は、無意識の感情のツボの中にどんどんたまっていきます。
それが、何かをきっかけにあふれだしてくる・・・
10年間も感情を押し殺すことなんてできるの??と思われるかもしれませんが、
がんばり屋さんほど素直な感情を押し殺していることが多々あります。
だから、20年、30年前の感情がまだ感情のツボにたまっていることもあるのです。
そして、それが、積もり積もって生きづらさになっている場合も。
実は、わたしも、少し前にいきなり涙があふれて止まらないことがありました。
出かける前にメイクをしていたのですが、そのときある感情が湧き出てきたのです。
・・・・・・・・・・・・
ごめんなさい
・・・・・・・・・・・・
という感情でした。
長年自分に我慢させてしまってごめんなさいという気持ちでした。
そして、自分に対して申し訳ない気持ちになり、涙が止まらなくなりました。
その後、出かけたものの体調がすぐれず、なんと夕方には熱が出てきて、2日間高熱で寝込むという事態に・・!!
そのときは、高熱にびっくりしてしまい気づかなかったのですが、あとからよく考えてみると、わたしの中に思い当たることがたくさんありました。
わたしは、子供のころから母に好かれたくて、いつもよい子を演じていました。(無意識に)
そして、モラハラ夫とのあれやこれやのときも、「わたしが我慢すれば」と本当の感情を押し殺し、
辛くて悲しいときも「わたしががんばらなければ」と涙をぐっとこらえてきました。
だから、わたしはほとんど涙を見せたことはありませんでした。
子どもの卒業式などの感動的な時でさえ、涙が出てこないのです。
自分はなんて冷淡な人間なのだろうか・・・とよく思っていました。
でも、これは感情を押し殺す癖がついてしまっていたからなのです。
「感情を出してはいけない」という強い思い込みがわたしを冷淡な人にしていたのです。
≪では、なぜ今ごろ感情が出てきたのか?≫
それは、自分への思い込みを緩めたからなのです。
わたしが強く持っていたのは、
・・・・・・・・・・
「人との関係を良好にするためには、自分が我慢しなくてはいけない」
・・・・・・・・・・
という思いこみ。
これは、子どもの時から自分の中に刷り込まれた思い込みなので、そう簡単に外すことはできませんでした。
でも、何年もかけて少しずつ根気よくその思い込みを外す作業に取り組んだところ、ある時、涙という形となって外れてきたのです。
先の相談者のFさんの話に戻ると、あふれて止まらない涙は〈浄化の涙〉です。
がんばってきた自分が緩んだタイミングで、過去に見過ごされていた感情があふれてきたと言えます。
今までがんばってきた自分を認め受け入れ、ねぎらってあげることで、過去の感情が癒されていくのです。
少し時間がかかる作業かもしれませんが、丁寧に感情と向き合ってあげることは、自分を大切にすること、そしてそれは自分を認めることになり自信にもつながっていきます。
Fさんももうすぐ本当の意味での自分の人生を進んでいけることになると思います(^_-)-☆
あなたは、感情に対してコンプレックスはありませんか?
「わたし、感情が希薄なんです」
とおっしゃる方が、わたしのお客様にはたくさんいらっしゃいます。
過去のわたしもそのひとりです。ご安心を^^
≪そんな人は、何をしたらいいのか?≫
まずは感情と向き合う作業をしてあげましょう。
感情がない人はいません。
感情を押し殺して、感じないようにすることで自分を守っていることもあるのです。
特にわたしのお客様は頑張りやさんで、本当の感情を見て見ぬふりをしてしまっている場合が見受けられます。
だから最初にお会いしたときは、感情の起伏があまりない方がいらっしゃいます。
感情を抑えることで自分を守ることは、悪いことではないけれど、たまりすぎると爆発してしまうこともあるので、できれば気づいたときから、ケアをしてあげるといいと思います。
・・・・・・・・・・
やり方は、丁寧に感情と向き合って受け止めてあげること。
受け止めるのがよくわからなければ、
「わたしは、今つらい気持ちなのだな」
って気づいてあげるだけ、そんな自分を観察してあげるだけでいいのです。
それが自分に寄り添うことにつながります。
・・・・・・・・・・
最近、わたしが思うに、感情って、オーバーアクションを想像しがちですが、湧き水のように淡々としているものでも立派な感情なのです。
どんな感情でもあなたの一部です。
大切にしてあげてくださいね(^_-)-☆
もし、あなたがわたしって感情が希薄かも・・・と悩んでいるとしたら、
それは、きっと怒りや哀しみをためているからかもしれませんよ。
怒りや哀しみの先に、喜びや楽しみの感情が隠れているのです。
どんな人にも感情はあります。
安心してくださいね。
わたしのお客様もセッションを重ねるごとに笑顔が見られるようになります。
その瞬間に気づけることが何よりも喜びです。
人はいつからでも変われるのです。
変れないのは、
変わりたいと言いつつも、
本心では、あなたが変わることがこわくて、
変わらない自分を選択しているからなのです。
最近、感情について聞かれることが多かったので、書かせていただきました。
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