人の悩みが気になるという方へ

気づけば6月。
梅雨までのカウントダウンの始まるこの時期、
一日一日を大切に過ごしたいですね。
さて、わたしの初回カウンセリングにいらっしゃる方の多くが、
①こんな悩み、他の方と比べたら大したことないと思うのですが・・
とか、
②私の悩みと同じような悩みを他の方も相談なさってますか?
と聞かれます。
ご自身のお悩みでご相談にいらっしゃったのに、まわりの方がとても気になるようですね^^
まず①について。
自分の悩みをほかの方と比べる必要はないのですよ^^
あなたが悩みと思えばそれが悩みで、
その悩みは他の誰にとってはどうでもいいことだったりするのです。
わたしは、ご相談者の方の悩みが大したことないなんて思いません。
その方が、辛い、苦しいと感じるのであれば、立派な悩みだと思います。
だから、どうぞ、その悩みを大したことがないなんて言わないでくださいね。
ご自身の悩みにちゃんと向き合ってあげましょう。
そして、②について。
これは似たような悩みの傾向としてはあります。
でも、これも決して同じ悩みはないんです。
だって、人間、だれひとりとして同じ人間はいないのです。
もし、100人の目の前で同じ事象が起こったとしても、捉え方は100人違うのです。
だから、人の悩みと自分の悩みを比べることを私はお勧めいたしません。
ほかの人の悩みが気になるのは、興味本位であったり、
その人の悩みと自分の悩みを比べたいからなんですね。
悩みに大小もないし、良い悪いもないので、
あなたのお悩み、「わたしは悩んでいるんです!」
堂々とご相談くださいませ。
では、なぜ、みなさん比べてしまうのかというと、
これは、二元論からきます。
人は、
「善・悪」
「正しい・正しくない」
「合っている・合っていない」
にわけるのが大好きなのです。
とくに何が正しいのか?ということが気になるんですね。
でも、先ほどもお伝えしたように100人いたら100通りの正しさがあります。
これが正しいという正解なんて本当はないんです。
私達が知っている社会の倫理規範や常識だって、ところ変わればルールが変わります。
例えばエスカレーターの乗り方等には地域によって違いがありますよね。
関東人の私は関西に行くと戸惑います (笑)
そう考えると、常識なんて結構曖昧なものなんだな~とわたしは感じてます。
ドイツの理論物理学者のアインシュタインの言葉に
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」
というものがあります。
これは、18歳の常識とは、育った環境や親や学校の教育により作られたもの。
まさにそれが「習慣」「思い込み」や「価値観」と言われるものです。
“ 家庭のルール・親の価値観 = 常識 “
になってしまうことが多いんです。
「習慣」「思い込み」って、「〇〇しなければならない」っていつのまにか自分に課していると課題みたいなものかな。
気づくと人はこれら目に見えないものに、がんじがらめにされてしまっているのです。
もう一度お伝えしますが、
「常識って、人それぞれ違う」んです。
世の中に共通の正解不正解はないのです。
全世界の人が決める正解なんてないのです。
正解不正解にこだわったら一生迷い続けてしまうのです。
例えば、「睡眠は、6~7時間寝れば大丈夫」と言われるけど、
どうしても8時間以上寝ないと日中の活動がぼんやりしてしまう人がいるかもしれません。
あるいは、「朝食は必ず食べた方がいい」と言われるけど、
どうしても朝食を食べると身体のリズムが崩れてしまうという方もいるかもしれません。
そう、ひとそれぞれ常識も身体の反応も違うのです。
周りにいちいち合わせていたら、具合が悪くなるのも当然です。
だから、わたしは、必ずしも「常識」「習慣」「思い込み」に囚われなくてOKだと思うんです。
睡眠の例でいえば、「6~7時間寝れば大丈夫」というのは、頭(理性)で考えてしまっていることで、リズムが崩れてしまうことは、心(身体)の反応なんです。
どちらに従ったら生きやすいかというと、もちろん心の反応です。
だから、まわりに囚われず、8時間寝てOKなんですよ。
人間には意識と無意識の部分があって、意識は1%・無意識は99%と言われていて、
ほぼ無意識の世界に支配されています。
だから、意識の部分だけで動いてしまうと、
無意識が無視されることで、
体調に異変が起きたり、精神的に参ってしまったり、
自分の中に無理が出てきてしまうのです。
先ほどの二元論は、まさに頭(理性)のお話。
「善・悪」「正しい・正しくない」「合っている・合っていない」
と考えてしまうから、苦しくなってしまう。
≪では、苦しくならないためにはどうしたらいいのか?≫
心で優先してあげるのです。
「やりたい・やりたくない」
「心地よい・心地よくない」
という感情の部分を大切にしてあげてください。
わたしは断然こちらをお勧めします。
こちらを優先すると、
夫との問題も善悪ではなく、感情で判断することが出来ます。
あなたの悩みにも、よいと悪いとか、大小はなく、
辛い気持ちがあれば、その気持ちを大切にしてあげてください。
現在のわたしは、人と比べることはしなくなりました。
それは、自分を基準に物事を考えることができるようになったので、
正直なところまわりのことはあまり気にならなくなったのです。
だから、あなたも、まわりと比べたり、自分の中に正しさを求めずに、
「それって、やりたいの?やりたくないの?」
「それって、自分にとって心地いいの?心地悪いの?」
と聞いてあげてください。
あなたの悩みは、ご自身にとっては大切な悩みなんです。
まわりと比べずに、丁寧に向き合ってあげましょうね。
わたしもいつでもサポートさせていただきます。
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