モラハラ夫との今後の選択肢③離婚

◆「これってモラハラかも」って気づいたら?④
モラハラ夫との今後について悩み始めたら、3つの選択があります。
③離婚
今回は、③について、お話しますね。
いきなり「離婚」は正直、ハードルが高すぎます。
別居 ⇒ 離婚が流れ的にスムーズです。
ただ、今回の別居は、戻らないことを覚悟しての別居となります。
そのため、しっかりとした準備&別居先が必要となります。
実家など戻れる先のある人はいいのですが、ない人はアパート設定などが必要になります。
資金のやりくりから、事前準備は、離婚を決心したときからしっかりと行ってください。
もし、ひとり親になったら、行政からどのくら補助がでるのか?など、ちゃんと自分で調べてくださいね。
もちろん、夫にわからないように準備が必要です。
もう、戻らないのですから、大切なものは必ず持って出てください。
日ごろから大切なもの(お金にまつわるもの。保険証書、健康保険など)はまとめておくとよいかもしれません。
無事に別居ができたら、離婚の手続きとなります。
ちなみに、離婚には、協議離婚(話し合い)と調停離婚(家庭裁判所)があります。
モラハラ夫の中には、日ごろから「離婚してやる」と口にしている人もいると思います。
本人が言っているのだから、簡単に離婚できると思いきや、そんなことはありません。
特にモラハラ夫との離婚は大変だと覚悟してください。
そのためには、1人で戦うのではなく、親戚や知人、法律を味方につけることが必要です。
モラハラ夫は口がうまい人が多いので、そんなときは弁護士にお願いするのが一番の得策です。
今後の話し合いもすべて弁護士に任せることができます。
お金のない場合は、法テラスに相談に行ってください。
地元の弁護士会もあります。
行政機関の無料法律相談なども利用できるはずです。
別居後の生活費は、離婚していない場合は婚費といって、夫に請求できますので、早い段階から法律の知識を身に着けていることも大切です。
また、離婚調停になったときには、モラハラの証拠なども必要になってきますので、同居しているときから、モラハラの証拠集め(メール、写真、録音など)もあれば取っておきましょう。
離婚を決めたら、知識&情報収集がとても大切です。
でも、何よりも大切なのは、あなたの決心です
それさえ、しっかりしていれば、どんな辛いことも乗り越えられます。
人に押し付けられたり、人の意見に流されてはだめです。
もし、自分の意志ではなく、人に流されて離婚を決めてしまった場合は後々後悔します。
離婚は、結婚生活のピリオドであり、ゴールではないのです。
新しいスタートです。
だから、決心が揺らぐようであれば時期ではありません。
自分のこと、子どものことなどをしっかり考えて、最善の道を選択してください。
ちなみに私の場合も離婚を決意したときのスローガンは、
「笑顔のお母さんになる!」でした。
今回の記事には、離婚にまつわるたくさんのキーワードが出てきました。